ナイロン(GF材)切削におけるバリ抑制とエッジ安定化
2026.03.08
ナイロンは靭性が高く、バリが出やすい材料です。
特にガラス繊維強化材では、繊維の引き抜けと樹脂の延びが混在します。
現場では、
・糸状バリの発生
・繊維の毛羽立ち
・エッジの不均一
が同時に発生します。
(株)アリスでは、これを「切断と引きちぎりの混在状態」と捉えます。
発生条件は、
・低送りでの擦り加工
・刃先摩耗
・不適切な切削方向
対応は切削状態の維持です。
まず工具。
鋭利な刃先を維持することを前提とし、摩耗前に交換します。
加工条件は、
・送り主体で切る
・回転数を上げすぎない
・最終パスでエッジを整える
さらに、繊維方向を考慮し、
引き抜きが発生しにくい方向から工具を入れます。
必要に応じて、
仕上げで微小切込みを複数回入れ、バリを段階的に除去します。
結論として、
ナイロン(GF材)のエッジ品質は、
切削状態と繊維方向の制御で安定させると考えています。
刃先管理・送り主体条件・多段仕上げで対応します。
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