MCナイロン切削加工/「使える部品」を安定して形にする素材
2022.09.27
(株)アリスでは、MCナイロンを切削加工素材として数多く扱ってきました。
今回、チェスの駒をサンプルとして製作していますが、これは意匠品を作ることが
目的ではありません。
形状データをもとに、寸法再現性、面の仕上がり、加工の安定性を確認していただく
ためのサンプルです。
現物をスキャンして3Dデータを作成。
リバースエンジニアリング技術を使って、機械加工まで担当し、設計意図どおりの
形状を確実に形にしています。
使用している青色の素材は、MCナイロンの基本グレードであるMC901です。
MCナイロンの中でも最もメジャーな材料で、機械特性と加工性のバランスに優れており、
試作部品から生産現場で使われる治具・機械部品まで幅広く活用されています。
安定した寸法と耐摩耗性を求められる場面で、現場にとって扱いやすい素材です。
(株)アリスでは、MC901だけでなく、MC501黒やMC900アイボリーなど、用途や条件に
応じた材料指定にも対応しています。
摺動部品、位置決め部品、軽負荷の機械部品など、「金属では重い」「過剰品質になる」と
いった場面で、MCナイロンは有効な選択肢となります。
試作評価用の部品はもちろん、小ロットで必要となる実用部品や生産現場の治具まで、
MCナイロン切削加工を通じて、(株)アリスは貴社の設計判断や現場改善に貢献します。
形状を確認したい、現場で使いながら調整したい。
そうした要望に応える部品づくりを行っています。
MCナイロンの部品製作をご検討の際は、ぜひ(株)アリスの切削加工を、貴社のもの
づくりにお役立てください。
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