東大阪の試作製作なら【株式会社アリス】試作、試作品製作、試作品加工、切削加工、試作金型成形、精密部品加工

アルミ入り人工木材(LAB1000/ケミウッド)の切削加工対応

2022.07.20

あるお客様から、
「LAB1000(デブコン)を切削加工することは可能でしょうか?」
というお問い合わせをいただきました。

LAB1000といえば、金属部品の補修や鋳物の巣埋め、老朽化した設備機器の
補修などに使われる接着・補修材としてのイメージが強い材料です。

私たち(株)アリスにとっても、切削して部品をつくる材料という認識がなく、
まずは素材について調べるところからスタートしました。

調査を進めると、ブロック材として供給されていることが判明。

そこで(株)アリスでは、実際に材料を購入し、テスト切削を行うことに
しました。

工具への影響、切りくずの状態、加工面の仕上がりなどを確認しながら加工を
進めた結果、想像以上に加工性が良く、問題なく安定して切削できることを
確認しました。

この検証を踏まえ、正式にお受けしたのが真空成形用の型製作です。

アルミ入り人工木材(ケミウッド)を用いた真空成形型は、一般的な樹脂型と
比べて耐久性が高く、条件によっては型寿命が5倍以上になるケースもあると
されています。

もちろん、単純な形状の型であれば、必ずしも大きなメリットが出ない場合
もあります。

しかし、
・ボスやリブが多い
・形状が複雑で型もちが悪い
・繰り返し成形で精度を維持したい

といった条件では、この材料の特性が大きな強みになります。

(株)アリスでは、「経験がないから断る」のではなく、検証し、確かめ、
使える技術にしていくという姿勢で開発ものづくりに向き合ってきました。

アルミ入り人工木材(LAB1000/ケミウッド)の切削加工についても、
実加工に基づいたノウハウを蓄積しています。

真空成形用の型製作や、耐久性が求められる試作・小ロット用途での
加工について、ぜひお気軽にご相談ください。

アルミ入り人工木材の切削加工は、(株)アリスにお任せください。

アリスの仕事に対する想いを見る オリジナルサンプル制作