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アクリル(透明)とポリカーボネート(透明)はどちらが美しいのか?

2022.12.01

(株)アリスでは、透明樹脂の切削加工と透明化処理を得意としています。

今回は比較用として、アクリル(PMMA)とポリカーボネート(PC)の
両素材で、CNCマシニングセンタによるコップ形状の透明切削モデル
製作しました。

見た目の印象として、アクリル(PMMA)は、わずかに黄色味を感じるものの、
光の抜けが良く、ガラスに近い澄んだ透明感が特長です。

ポリカーボネート(PC)は、やや青みを帯びた色味で、シャープで硬質な印象の
透明感を持っています。

「どちらがきれいか?」という問いに対する答えは、用途によって異なる
というのが正直な結論です。

純粋な、透明度や見た目の美しさだけで言えば、アクリル(PMMA)は非常に
優秀で、展示モデルや外観重視の用途に向いています。

一方で、ポリカーボネート(PC)は、高い耐衝撃性や耐久性を持ちながら、
実用レベルで高い透明性を確保できる素材です。

今回の透明コップは展示モデルとして使用しているため、経年による傷や
劣化は見られますが、それでも透明切削ならではの迫力と存在感があります。

(株)アリスでは、
アクリル・ポリカーボネートそれぞれの素材特性を理解した加工条件と、
形状を変えないことを前提とした透明化処理技術を磨き続けてきました。

透明樹脂の切削加工、透明モデル、展示用サンプル、可視化部品など、
「透明をきれいに仕上げたい」案件は、ぜひ(株)アリスにお任せください。

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