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【アクリル簡易型 × シリコンゴム部品】金型を起こさないという開発判断 ― 小ロット・複雑形状への最適解

2024.10.29

シリコンゴム部品の開発において、最初に問われるのは「いきなり金型を起こすべきか」という判断です。(株)アリスでは、小ロット・試作・仕様未確定段階においては、アクリル型を用いた簡易型製作を積極的に提案しています。これはコスト削減のためだけではなく、開発リスクを抑えるための技術的選択です。

量産金型は高精度・高耐久ですが、仕様変更に弱い側面があります。防水パッキンやオーリング、シール材などは、嵌合公差・圧縮率・硬度選定によって性能が大きく変わります。そこで(株)アリスでは、アクリル切削による透明簡易型を製作し、形状・肉厚・脱型性を確認しながら真空注型等でシリコンゴム部品を成形します。透明型であることは、流動確認や気泡管理においても有効です。

硬度は用途に応じて指定可能。耐候性、耐熱性、圧縮永久歪など、使用環境をヒアリングした上で材料選定を行います。色指定にも対応し、意匠試作としての評価にも使用できます。1個から製作可能なため、評価用サンプルや機能確認段階にも適しています。

また、形状に応じて切削加工、トムソン加工、ウォータージェット加工などを組み合わせ、金型を製作しない方法で最適工程を選定します。複雑な三次元形状も、3Dデータ確認→図面化→仕様凍結という工程を経て製作。図面がない場合でも、ポンチ絵やサンプル、ヒアリングから形状を具体化します。

技術思想は明確です。
「量産前に、性能と形状を確定させる」。

シリコンゴム部品は見えにくい部品ですが、製品信頼性を左右する重要部品です。金型を急がず、まずは最適解を見つける。その選択肢として、アクリル簡易型によるシリコン部品製作をぜひご検討ください。

小ロット・複雑形状のシリコンゴム部品は、(株)アリスにお声かけください。

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