小さくて磨けないポリカーボネート(PC)部品の透明度は、どこまで出せるのか
小型の導光板やレンズ形状の試作において、お客様からよくいただく
ご質問があります。
「サイズが小さくて磨けない場合、どの程度の透明度になりますか?」
確かに、微小サイズの導光板やレンズでは、全面を研磨することが物理的に
難しいケースが少なくありません。
そのため、仕上がりイメージが分からず、不安を感じられるのも当然だと思います。
写真のサンプルは、ポリカーボネート(PC)で製作した導光板の仕上がり例です。
5か所ある四角い入光部は、形状的に工具が入りやすく、丁寧な研磨仕上げが
可能な部位です。
また、表側となる下側の導光面についても、条件を整えることで研磨仕上げを
行っています。
一方、R形状(曲面部)については、平面とは異なり、切削加工時のカッター跡が
残りにくいという特性があります。
そのため、磨き工程を行わなくても、比較的美しく、透明感のある仕上がりが
得られるケースも多くあります。
ただし、透明度の出方は、形状・肉厚・サイズ・加工条件によって大きく左右
されます。
すべての形状で同じ結果が得られるわけではありません。
(株)アリスでは、「どこまで磨けるか」「磨かずにどこまで透明度を出せるか」
を事前に見極め、用途に応じた最適な加工方法をご提案しています。
小さくて磨けないから透明にならない!!ではありません。
形状に合わせた加工ロジックを組み立てることで、実用レベルの透明度を
実現することは可能です。
形状や用途によって最適解は異なりますので、まずはお気軽にお問い合わせ
ください。
試作・検証を前提とした開発ものづくりの試作サンプルで、最適な透明加工を
ご提案いたします。