コップをリバースエンジニアリングでひとつから製作
![](https://arice-world0917.jp/cms/wp-content/uploads/2021/10/DSC_0006284729.jpg)
![](https://myajo.info/myajo.info/arice/wp-content/uploads/2019/12/DSC_0006284729.jpg)
東大阪切削試作アリスではアルミ、銅、真鍮などの金属素材や
PBT、PPS、TPX、PSU、ジュラトロン、ポリカ、CFRPなどの
プラスチック樹脂素材で、試作品、治具、部品を製作しています。
![](https://myajo.info/myajo.info/arice/wp-content/uploads/2019/12/DSC_00032810129.jpg)
【リバースエンジニアリング_Created by Arice Inc】
まずは買って来たコップを3Dスキャンナーでスキャン。
スキャンした点群データをポリゴンデータ化。
ポリゴンデータをGeomagic Design Xでソリッドデータ化。
UGやVISI、MastercamといったCADを使って機械加工用
のNCデータに変換。
この工程で、現物をデジタルデータ化(3Dデータ化)。
3Dデータがあれば、重要管理寸法を記入する2Dデータ
が簡単に間違いなく作成できます。
今は3Dデータから作成して2次元化するのが主流。
2Dデータを作成してから3Dデータ化すると間違い
や勘違いが起こります。
公差や製作注意点などを記入した製作図面化も3Dデータが
あれば、すぐにできます。
![](https://myajo.info/myajo.info/arice/wp-content/uploads/2019/12/DSC_0008285829.jpg)
現物からデジタルデータ化(3D/2Dデータ化)したので、その
機械加工用データを使ってアクリル(透明)ブロックから機械
加工していきます。
![](https://myajo.info/myajo.info/arice/wp-content/uploads/2019/12/DSC_0010285529.jpg)
海外ではCNC、日本ではNCマシニングセンタと呼ばれる
機械で切削加工してコップを製作。
ユーチューブに動画をアップしましたのでご覧下さい。
![](https://myajo.info/myajo.info/arice/wp-content/uploads/2019/12/DSC_0011284629.jpg)
ブロックからコップが現れてきます。
これがリバースエンジニアリングと呼ばれる現物からのものづくり
となります。
![](https://myajo.info/myajo.info/arice/wp-content/uploads/2019/12/DSC_0013w.jpg)
現物しかない部品をデジタルデータ化する時に行います。
スキャナーも良くなり、スピーディーかつ正確に現物から同じものを
製作できるようになっています。
データのデザイン変更もできますので、新しい形を盛り込むことも
できます。
現物のリバースエンジニアリングはぜひお声かけ下さい。