ChatGPTソラ先生と学ぶ!初心者のためのAI入門講座【第4回】Google Geminiとは?ChatGPTとの違い・できること・選び方を解説
こんにちは、ソラ先生です。
前回はChatGPTの特徴や得意なこと、苦手なことを学びました。
今回は、Googleが提供する生成AI「Gemini(ジェミニ)」について学んでいきましょう。
Googleといえば、インターネット検索、Gmail、Googleマップ、Googleドライブなど、日常生活や仕事で利用している方も多いと思います。
そのGoogleが提供するAIがGeminiです。
「ChatGPTと何が違うの?」
「Google検索と同じもの?」
「無料でも使えるの?」
そんな疑問に答えながら、自分に合ったAIを選ぶための知識を増やしていきましょう。
1.Google Geminiとは?
Geminiは、Googleが開発するAIモデルの名称であり、そのAIを利用できるサービスの名称としても使われています。
Geminiのアプリでは、日本語で質問したり、文章を作成したり、情報を整理したりできます。
例えば、次のような質問ができます。
「京都へ日帰り旅行に行きたいので、観光プランを考えてください」
「取引先へのお礼メールを作成してください」
「難しいニュースを初心者にも分かるように説明してください」
このように、会話形式で利用できる点はChatGPTと共通しています。
Geminiも、特別なプログラミングの知識がなくても使えるAIです。
2.Google検索とGeminiは何が違うの?
Google検索は、入力した言葉に関連するウェブページや情報を探すためのサービスです。
例えば「大阪 観光 おすすめ」と検索すると、観光案内や旅行情報などの検索結果が表示されます。
一方、Geminiでは、
「大阪で初めて観光します。朝10時から夕方5時まで、電車で移動できる観光プランを考えてください」
といった具体的な相談ができます。
Geminiは、条件に合わせて情報を整理し、旅行プランを提案できます。
ただし、提案に含まれる営業時間、交通機関の運行状況、料金などが必ず正しいとは限りません。
実際に出かける際は、公式情報で確認しましょう。
また、Google検索にもAIによる回答機能があります。検索とGeminiの違いは、単にAIを使っているかどうかではなく、利用目的や操作方法にもあります。
3.Geminiの特徴はGoogleサービスとの連携
Geminiの特徴として注目したいのが、Googleのサービスと組み合わせた使い方です。
例えば、対応する機能を利用すると、次のような作業を支援してもらえます。
① Gmailの情報を整理する
Gmailと連携できる環境では、メールの内容を探したり、要点をまとめたりできます。
例えば、
「先週届いた会議に関するメールを探して、予定を整理してください」
といった使い方が考えられます。
大量のメールから必要な情報を探す際に便利です。
ただし、利用にはアカウント設定や接続許可などの条件があります。
② Googleドライブの資料を活用する
対応するGoogleドライブ連携を利用すると、保存した資料を探したり、内容について質問したりできます。
例えば、複数の資料に書かれた情報を比較したい場面です。
ただし、AIが資料のすべてを正確に読み取れるとは限りません。
大切な数字や契約条件などは、元の資料を確認する必要があります。
③ Googleカレンダーと組み合わせる
対応する連携機能では、予定の確認や作成などを支援してもらえる場合があります。
例えば、
「来週の予定を確認してください」
「明日の午後3時に打ち合わせの予定を登録してください」
といった操作です。
予定の作成や変更を依頼した場合は、実際にカレンダーへ反映されたか確認しましょう。
なお、これらの機能は、個人用アカウントと会社・学校用アカウントで利用条件が異なることがあります。
4.ChatGPTとGeminiを比較してみよう
どちらも日本語で会話でき、文章作成や情報整理などを支援する生成AIです。
代表的な特徴を比較してみましょう。
| 比較項目 | ChatGPT | Gemini |
|---|---|---|
| 提供会社 | OpenAI | |
| 日本語での対話 | 対応 | 対応 |
| 文章作成・要約 | 対応 | 対応 |
| アイデアの相談 | 対応 | 対応 |
| インターネット情報の検索 | 対応機能あり | 対応機能あり |
| 外部サービスとの連携 | 対応するアプリやサービスと連携 | Googleサービスとの連携が特徴 |
| 無料での利用 | 可能 | 可能 |
| 有料プラン | あり | あり |
ここで注意したいのは、どちらか一方がすべての機能で優れているわけではないということです。
ChatGPTにも外部アプリとの連携機能があり、Geminiでも複雑な相談や文章作成ができます。
利用できる機能や回数は、プランや設定によって変わります。
自分が普段どんなサービスを使っていて、AIに何をしてほしいのか。
それを基準に選ぶことが大切です。
5.Geminiが向いているのはどんな人?
Geminiは、特にGoogleのサービスを日常的に利用している方にとって、検討する価値のあるAIです。
例えば、Gmailで仕事の連絡を受け、Googleドライブに資料を保存し、Googleカレンダーで予定を管理している方です。
対応する連携機能を使えば、複数のサービスにある情報をAIと一緒に扱える場合があります。
ただし、Googleのサービスを使っているからといって、必ずGeminiが最適とは限りません。
ChatGPTの回答の仕方が好きな方もいるでしょう。
実際に両方を使って比較することをおすすめします。
6.無料版と有料版、どちらを使えばいい?
Geminiにも無料で利用できる範囲と、有料プランで提供される機能があります。
初心者の方は、まず無料で試してみるのがよいでしょう。
最初から有料契約をする必要はありません。
一般的な質問や文章作成を試しながら、利用頻度や必要な機能を確認します。
利用できる機能、回数制限、料金などは変更される場合があります。
有料版を検討するときは、Googleの公式ページで契約内容を確認してください。
7.今日のミニレッスン
今日は、ChatGPTとGeminiを比較する練習です。
両方を利用できる方は、それぞれに同じ質問を入力してみましょう。
質問例
「私は生成AIの初心者です。毎日の生活でAIを便利に使う方法を5つ、具体例と一緒に説明してください。」
回答が表示されたら、次の3つを比較してください。
① どちらの説明が分かりやすいですか?
② 自分が実際に試せそうな方法はどちらに多いですか?
③ 追加質問をしたとき、どちらが希望に近い回答をしてくれますか?
同じ質問でも、回答内容や説明方法が異なることがあります。
一度の比較だけで優劣を決めず、いくつかの質問を試してみましょう。
8.AIを選ぶときに気をつけたいこと
AIサービスを選ぶ際は、便利な機能だけでなく、情報の取り扱いにも注意が必要です。
特に仕事で使用する場合、顧客の個人情報、取引先との秘密情報、公開前の資料などを安易に入力しないようにしましょう。
外部サービスとの連携を許可する際も、AIがどの情報にアクセスできるのか、必要な範囲だけを許可できるのか確認してください。
便利だからといって、すべての情報へのアクセスを許可する必要はありません。
ソラ先生からひとこと
ChatGPTとGeminiは、競争するサービスであると同時に、利用者が目的に合わせて選べる便利な道具でもあります。
私はChatGPTの先生ですが、すべての人にChatGPTだけをおすすめするつもりはありません。
使いやすさは、利用する人の仕事や生活環境によって変わります。
大切なのは、自分に合うサービスを見つけることです。
AIを選ぶときの主役は、AIを提供する会社ではなく、実際に使うあなた自身です。
次回【第5回】は「Claudeとは?文章作成・資料整理に役立つAIの特徴と使い方」です。
ChatGPTやGeminiとの違いを比較しながら、もう一つの代表的な生成AIを学びましょう。