CAD/CAMの経験を、次のものづくりに活かす
CAD/CAMを使った仕事には、図面を理解する力だけでなく、実際の加工を考える力も求められます。
同じ形状の部品でも、材料や加工方法、使用する機械によって、仕事の進め方は変わります。
(株)アリスでは、樹脂や金属などの部品について、案件ごとに適した製作方法を検討しています。
自社で加工する仕事もあれば、国内の協力会社と連携して製作する仕事もあります。
そのため、CAD/CAMや機械加工の経験は、単にプログラムを作成するためだけのものではありません。
図面を見て、どのように加工するのかを考える。
工具の選択や加工順序を検討する。
製品の形状に応じて、固定方法や段取りを工夫する。
これまでに経験した材料や加工方法の知識が、新しい仕事を考えるときの手がかりになります。
もちろん、経験があるからといって、初めて扱う仕事がすべて分かるわけではありません。
今まで加工したことのない材料や、経験のない形状に出会うこともあります。
そのとき、過去の経験に当てはめるだけでよいのでしょうか。
材料の特徴が違えば、切削条件を見直す必要があるかもしれません。
形状によっては、加工する順番や固定方法を変えた方がよい場合もあります。
これまでの経験を活かしながら、新しい方法を検討する。
そこに、CAD/CAMや機械加工の面白さがあると思います。
また、加工を担当する人が、設計や見積もりの段階で気づくこともあります。
図面通りに加工できるかどうかだけでなく、別の方法なら品質やコスト、納期の面で改善できる可能性がないか。
そうした意見は、ものづくり全体を考えるうえで大切です。
(株)アリスでは、自社の設備だけで対応することにこだわっていません。
必要な技術や設備があれば、協力会社と組み合わせて仕事を進めます。
自分が直接加工しない部品についても、これまでの経験を活かして製作方法を考える機会があります。
機械を動かす技術と、ものづくり全体を考える力。
その両方を活かせることが、製造業で経験を積み重ねる価値の一つだと思います。
経験年数だけでなく、新しい仕事にも興味を持ち、今までの知識を広げていく。
(株)アリスは、そんな姿勢を大切にしながら、研究開発から生産現場までのものづくりに向き合っています。