(株)アリスの思想体系(人・工程・判断)【後編】
2020.01.26
3. 判断 ― 人と工程をつなぐ中核
人の考え方と工程の構造の間には、必ず「判断」が存在します。
何を採用し、何を変え、何を残すのか。その選択の積み重ねが仕事の質を決めていきます。
(株)アリスでは、判断を感覚や勢いではなく、「再現性にとって意味があるかどうか」という基準で捉えています。
また、うまくいかない状態に対して力を足し続けるのではなく、一度立ち止まり、構造を見直すことも判断の一部だと考えています。
感情についても同様で、抑える対象ではなく、状態を知らせる情報として扱います。そこからズレを減らすことで、思考と行動の一致が生まれます。
4. 三つの関係性
(株)アリスでは、「人・工程・判断」は独立した要素ではなく、相互に影響し合う構造だと考えています。
人の姿勢が判断を変え、判断が工程を形づくり、工程の安定が人の学習を支えます。
この循環が整っている状態を、仕事の質が安定している状態と捉えています。
終わりに
(株)アリスが重視しているのは、規模の拡大そのものではありません。
限られた人・物・金・情報の中で、どれだけ再現性のある状態を作れるかという点です。
真似ることから始まり、ばらつきを見つけ、工程として整理し、判断を通じてそれを更新していく。
その積み重ねの中に、仕事の本質があると考えています。
そしてその中心には、常に「人」が存在しています。