相手の気持ちは、分かったつもりにならない
一緒に仕事をしていると、相手のことが分かったような気になることがあります。
「たぶんこう思っているだろう」
「これくらいなら大丈夫だろう」
「言わなくても分かっているだろう」
私自身、そう考えて失敗したことがあります。
部下の気持ちを十分に理解できていなかったこともあります。
仕事を任せたつもりでも、本人は不安だったかもしれません。
注意したつもりでも、必要以上に責められたように感じていたかもしれません。
逆に、こちらが気を遣いすぎて何も言わなかったことで、何を期待されているのか分からなくなったこともあったと思います。
人の気持ちは、外から見ただけでは分かりません。
これは経営者になって14年経った今でも難しいことです。
だから最近は、「分かること」よりも「確認すること」の方が大切なのではないかと思っています。
困っていないか。
分からないことはないか。
この説明で伝わったか。
仕事を進めるうえで気になることはないか。
聞いてみなければ分からないことがあります。
ものづくりでも同じです。
図面だけでは分からないことがあります。
なぜこの形なのか。
どこに使われるのか。
何を優先するのか。
そこを確認することで、加工方法が変わることもあります。
人との仕事も、案外似ています。
相手のことを決めつけず、必要なことは確認する。
そして、相手の答えを聞いてから考える。
簡単なようで、私は何度もできていませんでした。
今でも十分ではないと思っています。
それでも、分かったつもりになるより、聞いて確かめる会社でありたい。
仕事でも人との関係でも、(株)アリスが大切にしたいことの一つです。