現場で、技術者を続けるという選択
機械加工の経験を重ねていくと、
次は管理する立場へ。
人をまとめる立場へ。
そんな道を求められることもあると思います。
もちろん、それも一つの道です。
でも、
「自分はまだ機械加工を続けたい」
「図面を見て、加工方法を考えていたい」
「機械を動かして、実際にものを作っていたい」
そんな技術者もいると思います。
(株)アリスでは、経験を積んだからといって、
必ず管理する側へ進まなければならないとは考えていません。
図面や3Dデータを見る。
CAD/CAMで加工データをつくる。
材料や形状を見ながら、加工方法を考える。
工具を選ぶ。
段取りをする。
機械で加工する。
測定して、仕上がりを確認する。
これまで身につけてきた技術を、
実際のものづくりの中で使ってもらいたいと考えています。
アリスには、試作品や開発部品、実験用部品、治具、生産設備部品など、
一つひとつ条件の違う仕事があります。
初めて見る形状なら、
どう加工するかを考える。
今まで扱ったことのない材料なら、
これまでの経験のどこが使えるのかを考える。
加工してみて思った結果にならなければ、
条件や工具、段取りを見直す。
経験を重ねた技術者だからこそ、
現場で考えられることもあります。
若い人に技術を伝えることもある。
周りから相談されることもある。
仕事の進め方について意見を出すこともある。
でも、それと、
自分がものづくりの現場から離れることは同じではありません。
経験を重ねても、
自分で考える。
自分で加工する。
自分で確かめる。
そして、まだ知らない加工にも向き合っていく。
管理する側へ進むことだけが、
機械加工を続けてきた人の次の道ではないと思っています。
これまで積み重ねてきた経験を活かしながら、
これからも現場で、
一人の技術者としてものづくりを続けてもらえればと思っています。