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段取力は、全体把握から始まる

2023.01.13

段取りで最も大切なのは、目の前の仕事だけを見ることではありません。

まずは、製作すべき仕事全体を正確に把握することから始まります。

そのうえで、それぞれの仕事を「時間」と「緊急度」の2つの視点で整理します。

仕事は、次の4つに分類できます。

① 時間がかかり、かつ急ぐ仕事

② 時間はかからないが、急ぐ仕事

③ 時間はかかるが、急がない仕事

④ 時間もかからず、急がない仕事

基本は、この順番を意識して段取りを組みます。

最優先は①です。

材料の手配、加工方法の検討、段取りなど、時間のかかる仕事から先に着手します。

次に②。

短時間で終わる仕事は、加工の待ち時間や段取りの合間を使って確実に終わらせます。

②が終われば、④を空き時間に進めます。

細かな仕事を積み重ねることで、作業全体の流れを止めないようにします。

③は、時間に余裕があるときに少しずつ前倒しで進めます。

そして①が完了した時点で、③を次の主力業務へ切り替えていきます。

この考え方を身につけるだけで、「忙しいのに仕事が進まない」という状態は大きく減らすことができます。

段取り力とは、仕事を速くする技術ではありません。

全体を見渡し、優先順位を整理し、限られた時間を最大限に活かす技術です。

(株)アリスでは、この考え方をものづくりの基本としています。

段取り力は才能ではありません。

正しい考え方を身につけ、繰り返し実践することで、誰でも磨くことができる技術だと考えています。

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