感情的になってしまったあとで、考えることがあります
私は、いつも冷静に話せる人ではありません。
仕事が思うように進まなかったとき。
同じことが何度も繰り返されたとき。
納期が迫っているとき。
感情的になったこともあります。
言葉が強くなったこともありますし、あとから「そこまで言う必要はなかった」と反省したこともあります。
経営者になれば、もっと落ち着いた人になれると思っていた時期がありました。
社員を冷静に導き、いつでも適切な言葉を選び、問題が起きても感情に左右されない。
そんな人が理想の経営者だと思っていました。
14年間会社を続けていますが、私はそこまで立派にはなれていません。
ただ、一つ変わったことがあります。
感情的になったことを、「相手が悪かったから」で終わらせないようになりました。
なぜ自分は腹が立ったのか。
何を分かってほしかったのか。
そもそも、そのことを事前にきちんと伝えていたのか。
相手に求めていることが、こちらの頭の中だけにあったのではないか。
あとから考えてみると、自分にも原因があることは少なくありません。
これは仕事の失敗とよく似ています。
加工で問題が起きたときに、誰が悪かったかだけを探しても、次の仕事は良くなりません。
なぜ起きたのか。
確認する方法はなかったのか。
仕組みを変えられないか。
そこまで考えて、初めて次につながります。
人との関係も同じなのかもしれません。
私はこれからも感情的になることがあると思います。
だからこそ、その後に考えることをやめない。
自分の言葉や行動も含めて振り返る。
完璧に感情をなくすことより、失敗したときにどう向き合うかを大切にしたいと思っています。
(株)アリスでも、問題を誰か一人のせいにして終わらせず、次に少しでも良くできる方法を考える会社でありたいと思っています。