師となる存在を見つけ、忠実に真似る
2020.01.10
(株)アリスでは、「学ぶ」という言葉の語源は「真似ぶ」にあると考えています。真似をすることから学びが始まる、という意味です。
仕事の現場でも同じで、自分より経験のある人の動きや判断を観察し、それをそのまま真似ることが、最も早く仕事を理解する方法だと感じています。
私が社会人になりたての頃は、職人さんが一度だけやり方を見せ、その後は日々のノルマを必死にこなす毎日でした。うまくいかず、やり直しが続きます。その中で自然と、もう一度よく見るしかないという状態になりました。
何度も観察し、実際に手を動かし、また観察する。その繰り返しの中で、少しずつ違いが見えるようになっていきます。できるようになるというより、見えていなかったものが見えるようになる感覚に近いと思います。
最初からオリジナリティを出そうとしても、土台がなければ形になりません。まずは型をそのまま受け取り、忠実に再現するところから始める必要があります。
(株)アリスでは、この「真似る」という行為を軽く扱いません。むしろ技術継承の基本は、どこまで忠実に再現できるかにあると考えています。
その上で初めて、自分の判断や工夫が意味を持つようになります。順序を飛ばさずに積み上げることが、結果として安定した仕事につながっていきます。