加工担当者は、機械を動かすだけではありません
2013.03.24
機械加工の仕事は、機械に材料をセットして、加工プログラムを動かせば終わりではありません。
実際には、その前後にたくさんの判断があります。
どのように材料を固定するか。
どの工具を使うか。
どこから加工するか。
途中で変形しないか。
仕上げ代をどう残すか。
どこで寸法を確認するか。
加工後に仕上げや組み立てがあるなら、それも考えます。
同じ図面でも、材料や形状が違えば加工方法は変わります。
樹脂と金属では注意するところも違います。
薄い形状なら、加工中の変形を考える必要があります。
複雑な形状なら、一度ですべて加工できるとは限りません。
こうしたことは、実際に加工を担当する人が一番よく見える部分です。
だから、担当者が考えます。
もちろん、判断に迷えば相談します。
CAD/CAM担当と確認することもあります。
材料についてメーカーや仕入先に聞くこともあります。
必要なら協力会社の意見を聞くこともあります。
機械を動かすことは、加工の一部です。
その前に考えること。
途中で確認すること。
結果を見て次を変えること。
そこまで含めて機械加工の仕事です。
経験を積むというのは、機械操作に慣れるだけではありません。
一つひとつの判断の引き出しを増やしていくことでもあります。
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