信念と現実のあいだで積み上げてきたもの
2020.02.03
(株)アリスでは、理想を持って進むこと自体は重要だと考えています。
一方で、現実の仕事は理想だけで成立するものではなく、さまざまな制約や反応の中で形をつくっていく必要があります。
創業当初は、自分の考え方に対して厳しい意見や疑問の声を受けることも多くありました。
その中には、理想と現実の距離を指摘するものもあり、その都度、自分の考え方や進め方を見直すきっかけにもなっていました。
ただ一方で、(株)アリスを立ち上げた背景には、「本来こうあるべきだと考えるものづくりや仕事の形を実現したい」という明確な意図がありました。
そのため、現実の評価や反応に合わせて方向を変えるのではなく、理想そのものをどのように現実に落とし込むかという視点で進んできた経緯があります。
理想は抽象的なままでは成立しません。現場の制約、条件、工程、判断を通して初めて形になります。
その過程では、うまくいくことばかりではなく、試行錯誤の連続になります。しかし、その積み重ねの中で少しずつ現実との接点が増えていきます。
(株)アリスでは、「信念を持って進むこと」と「現実に適応すること」は対立するものではなく、同時に成立させるべきものだと考えています。
理想だけでも成立せず、現実だけでも方向性を失います。その間を行き来しながら、形にしていくことが仕事の本質だと捉えています。
結果として、すぐに答えが出るものではありませんが、時間をかけて積み上げていく中で、少しずつ形になっていきます。
(株)アリスでは、その積み重ねそのものを事業の基盤として捉えています。