会社案内を書き続ける理由。
(株)アリスは、会社を知っていただくためだけに会社案内を書いているわけではありません。
もちろん、どのような仕事をしている会社なのか、どのような技術を持っているのかを伝えることも大切です。
しかし、私たちがそれ以上に残していきたいのは、その仕事の根底にある考え方です。
どのような基準で判断するのか。
どのような想いでものづくりに向き合っているのか。
困難に直面したとき、何を大切にして行動するのか。
こうしたことは、会社の歴史や設備、実績を紹介するだけでは、なかなか伝わりません。
だから(株)アリスでは、日々の仕事の中で経験したこと、気づいたこと、考えたことを、一つひとつ言葉として残していきたいと考えています。
開発ものづくりの現場では、毎日のように新しい課題に出会います。
うまくいったこともあれば、思ったように進まなかったこともあります。
そのたびに、
「なぜうまくいったのか」
「なぜ難しかったのか」
「次はどうすればいいのか」
と考えます。
そうして得た経験も、そのままにしていれば時間とともに薄れていきます。
けれど、言葉として残しておけば、あとから振り返ることができます。
今日の気づきが、数年後の誰かの判断を支えるかもしれません。
一つの記事が、新しく仕事を始める人にとって、(株)アリスが何を大切にしている会社なのかを知る手がかりになるかもしれません。
一つの考え方が、お客様や協力会社との理解を深めるきっかけになることもあると思います。
だから、私たちは書き続けます。
会社案内とは、会社を紹介するためだけのものではありません。
日々の仕事の中で生まれた経験や判断基準、ものづくりへの姿勢を残し、次の仕事や次の世代へつないでいくものでもあります。
そうした言葉の積み重ねによって、少しずつ(株)アリスという会社の人格も形づくられていくのだと思います。
一つの記事を書いたからといって、何かが大きく変わるわけではありません。
それでも、一つ、また一つと積み重ねていく。
十年、二十年と続いたとき、そこには、その時々の技術や実績だけではない、(株)アリスが何を考え、何を大切にして仕事をしてきたのかという記録が残ります。
それはやがて、(株)アリスの哲学となり、未来へ受け継いでいける大切な財産になると考えています。