タイム・マネジメント
開発プロセスの円滑化や機構設計の検証を目的とした試作品製作では、
「どれだけ速く形にできるか」
が重要になる場面が数多くあります。
研究開発や試作の現場では、時間そのものが大きな価値になります。
評価が一日早まるだけで、開発全体の流れが変わる事もあります。
問題発見が早ければ、その後の改善も早く進みます。
だからこそ、試作品製作は常に時間との勝負だと(株)アリスでは感じています。
その中で重要になるのが、作業時間のロスを減らしていく事です。
段取り。
加工順。
治具。
データ管理。
外注連携。
確認方法。
現場では、少しのムダや迷いが積み重なる事で、大きな時間ロスにつながります。
そのため、
どうすればスムーズに流れるのか。
どうすれば再現性を高められるのか。
どこを標準化できるのか。
を論理的に考えながら、標準化やマニュアル化を進めていく必要があります。
ですが一方で、時間管理は仕組みだけでは成立しないとも感じています。
「この時間までに仕上げる」
「少しでも早く届ける」
「高品質な状態で渡したい」
という責任感や覚悟も、とても重要です。
ものづくりでは、単純な効率だけでは乗り切れない場面があります。
特に試作では、予定外の問題や急な変更も発生します。
その時に、
どう判断するか。
どこまで粘るか。
どこで修正するか。
には、プロ意識や現場感覚が大きく関わってきます。
つまり、見える部分と見えない部分の両方が必要なのだと思います。
数値化。
標準化。
視える化。
時間管理。
そういった論理的な仕組みづくり。
そして、
責任感。
覚悟。
お客様への想い。
最後までやり切る姿勢。
そういった精神的な部分。
その両方がバランス良く噛み合う事で、現場のレベルは少しずつ高まっていくのではないでしょうか。
また、視える化には、単純な管理以上の意味があるとも感じています。
時間や進捗が見えるようになる事で、自然と意識が変わります。
今どこに問題があるのか。
どこで時間を使っているのか。
何を改善するべきなのか。
が共有される事で、現場全体の動きも変わっていきます。
(株)アリスでは、時間厳守は当然の前提だと考えています。
その上で、本当に重要なのは、
「時間を守ろうとする覚悟があるか」
なのかもしれません。
プロ意識を持って考え続ける事で、自分自身でコントロールできる時間は、実際にはまだ多く存在していると(株)アリスでは考えています。