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透明部品を切削でつくるという技術 (株)アリスのもう一つの強み

2025.03.10

透明な部品をつくる方法には、成形、注型、押出しなどさまざまな方法があります。
その中で(株)アリスが長年取り組んできたのが、透明プラスチックを切削加工によって製作する透明部品です。

一般的に、透明樹脂は「削ると白くなる」「加工跡が残る」「曇りやすい」といった理由から、切削加工にはあまり向かない素材と考えられてきました。
しかし実際の開発現場や設備の現場では、成形では対応できない形状や数量の部品が数多く存在します。

・1個だけ必要な透明部品
・複雑形状の内部構造を確認するための可視化モデル
・装置内部を観察するための透明カバー
・試作段階で形状を検証するための透明パーツ

こうした用途では、金型を必要としない切削加工による透明部品が大きな力を発揮します。

(株)アリスではこれまでに、
ポリカーボネート(PC)、アクリル(PMMA)、PET、PVC、TPXなど、
多くの透明材料を用いた部品製作を行ってきました。

中でも特に多いのが、ポリカーボネートの透明切削部品です。

ポリカーボネートは強度や耐衝撃性に優れる優秀な材料ですが、切削加工では白濁や熱変形が起きやすく、加工条件の設定が非常に難しい素材でもあります。
送り速度や回転数、工具形状、切削熱の管理など、わずかな違いでも仕上がりが大きく変わってしまいます。

そのため透明度を維持するためには、
加工工程だけでなく仕上げ工程や応力のコントロールまで含めた総合的な技術が必要になります。

(株)アリスでは、こうした透明樹脂特有の難しさに向き合いながら、
切削加工後の部品をよりクリアな状態へ仕上げる独自の工程を積み重ねてきました。

この技術により、装置の内部構造を確認できる可視化部品や、
開発段階の検証に使用する透明モデルなど、
研究開発から生産設備まで幅広い分野で活用されています。

最近では、実際の設備で使用する可視化透明ユニットのご発注も増えています。

例えば、

・流体の流れを観察するための透明ブロック
・粉体搬送ラインの内部確認用カバー
・装置内部の動きを確認するための透明機構部品
・センサーや光学機器周辺の透明パーツ

など、「内部を見たい」という現場のニーズに応える部品です。

透明部品は、加工精度や表面品質がそのまま見える素材です。
わずかなキズや歪みも隠すことができません。

だからこそ、透明加工に取り組むことは、
加工技術そのものを高め続けることにもつながっています。

(株)アリスでは、これからも透明樹脂の切削加工を通じて、
研究開発や生産現場の“視える化”に貢献する部品づくりを続けてまいります。

透明部品の試作や大学や研究施設、生産現場での可視化パーツでお困りの際は、
どうぞお気軽にご相談ください。

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