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研究装置の“視える化”材料の選び方

2025.02.27

PS・PC・PMMAの使い分けと厚板切削加工(前編)

大学や研究施設の実験装置では、装置内部の構造や流体の挙動、機構の作動状態などを確認するために**「視える化」部品**が必要になることがあります。

しかし実際の研究装置では、単純に透明材料を選べば良いわけではありません。装置の強度、耐衝撃性、透明度、コストなどを総合的に考えながら適切な材料選定を行う必要があります。

(株)アリスでは、研究装置向けの可視化部品を製作する際に、主に以下の透明材料を用途に応じて使い分けています。

  • ポリスチレン(PS)
  • ポリカーボネート(PC)
  • アクリル(PMMA)

これらの材料は、30mmや50mmといった厚板材料が流通しているため、切削加工によるブロック削り出しが可能という共通点があります。研究装置では、観察窓のような薄板ではなく、流路ブロックや機構部材として使用するケースが多いため、厚板材料の存在が重要になります。

ポリスチレン(PS)は透明度が高く、比較的加工性にも優れている材料です。実験観察用部品や可視化モデルなど、比較的軽負荷の観察用途で使用されることがあります。

ポリカーボネート(PC)は、透明樹脂の中でも耐衝撃性と機械強度に優れた材料です。研究装置の構造部材や観察窓など、機械的な負荷がかかる部位にも使用することができます。

アクリル(PMMA)は、透明材料の中でも非常に高い透明度と光学特性を持つ材料であり、流体観察装置や実験用可視化モデルなどで多く使用されています。

(株)アリスでは、これらの材料を用途に応じて選定し、厚板ブロック材からの切削加工によって研究装置用部品を製作しています。透明樹脂は加工条件によって白化や内部応力が発生することがあり、可視化用途では加工ノウハウが品質に大きく影響します。

研究開発の現場では、既製装置では対応できない独自の実験装置や観察装置が必要になるケースも少なくありません。(株)アリスでは、エンジニア思考と加工技術を組み合わせ、研究用途に適した可視化部品の製作を行っています。

大学・大学院、研究機関、企業研究所などで
研究装置の可視化部品や透明ブロック部品の製作をご検討の際は、ぜひ(株)アリスにご相談ください。

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