様々な透明素材の特徴を知って加工する
2020.05.11
東大阪切削試作アリスではアルミ、銅、真鍮などの金属素材や
PBT、PPS、TPX、PSU、アクリル、ポリカ、ベークなどの
プラスチック樹脂素材で、試作品、治具、部品を製作しています。
(株)アリスは透明切削を得意としています。
アクリル(PMMA)やポリカーボネート(PC)、PETや塩ビ(PVC)
など透明素材を機械加工して切削部品を製作しています。
用途は、可視化部品やゲーム機の部品、自動車や自動ライン
設備の導光板やレンズ/レンズカバーなど様々です。
シリコンゴムで部品を製作する場合のアクリル型なども
製作しています。
アクリルは、透明度が高く耐久性もあるが、傷つきやすく、
紫外線で変色してしまう。
ポリカーボネートは、アクリルよりも割れにくく、紫外線に強く、
耐久性が高い。
ですが、とても傷つきやすく、溶剤の弱い。
白く濁ってしまいます。
塩ビ(PVC)は安価で柔らかく割れにくい。
ですが、アクリルやポリカーボネートと違って、透明度が低い。
PETは、割れにくいですが、熱ですぐに変形します。
その他、PSもありますが、板厚がt3㎜までしかなく、薄い物しか
加工できません。
それぞれの特徴で素材を選択して試作でテストしながら、
開発ものづくりは進んでいきます。
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