ChatGPTソラ先生と学ぶ!初心者のためのAI入門講座【第2回】生成AIの種類と特徴|ChatGPT・Gemini・Claude・Copilotの違いを知ろう
こんにちは、ソラ先生です。
前回は、AIとは何か、ChatGPTにはどんなことができるのかを学びました。
今回は、実際にAIを使い始める前に知っておきたい「生成AIの種類と選び方」について説明します。
インターネットでAIについて調べると、ChatGPT、Gemini、Claude、Copilotなど、さまざまな名前が出てきます。
「どれを使えばいいの?」
「全部覚えなければいけないの?」
そんな疑問を持つ方も多いでしょう。
結論からお伝えすると、すべてのAIを覚える必要はありません。
大切なのは、それぞれの特徴を知り、自分がやりたいことに合ったサービスを選ぶことです。
1.ChatGPT|幅広い用途に使える対話型AI
ChatGPTは、OpenAIが提供する生成AIサービスです。
日常的な質問、文章作成、情報整理、学習、アイデア出し、仕事の相談など、幅広い用途に利用できます。
例えば、次のような質問ができます。
「取引先へのお礼メールを丁寧な文章で作成してください」
「ExcelのSUM関数について、初心者にも分かるように説明してください」
「新しい商品のアイデアを一緒に考えてください」
ChatGPTの特徴は、会話を続けながら回答を改善できることです。
最初の回答が難しければ、もっと簡単に説明してもらえます。
文章が長すぎれば、短く書き直してもらえます。
一度の質問で完璧な回答を求めるのではなく、対話を重ねながら目的に近づけていく使い方ができます。
こんな方におすすめ
初めて生成AIを使う方、文章作成や学習、仕事の相談など、いろいろな用途を試したい方。
2.Gemini|Googleのサービスと組み合わせた活用
Geminiは、Googleが提供する生成AIサービスです。
質問への回答、文章作成、アイデア出し、学習支援などに利用できます。
特徴の一つが、Googleのサービスとの連携です。
利用するプランや設定によっては、Gmail、Googleドキュメント、Googleドライブなどと組み合わせた作業もできます。
例えば、メールの内容を整理したり、文書の下書きを考えたり、Googleのサービスに保存した情報を活用したりする使い方です。
ただし、すべての連携機能が無料で利用できるわけではありません。
こんな方におすすめ
普段からGoogleのサービスをよく使い、メールや文書などとAIを組み合わせたい方。
3.Claude|文章の検討や情報整理に活用
Claudeは、Anthropicが提供する生成AIサービスです。
文章作成、要約、資料の整理、プログラミング、複雑な問題の検討などに利用できます。
例えば、長い文章を読ませて要点を整理したり、説明文の構成を見直したり、企画の問題点を洗い出したりする使い方があります。
文章を作成するだけでなく、その内容について追加質問を重ねることもできます。
ただし、長い文章を扱えるからといって、重要な情報を必ず正確に理解できるわけではありません。
資料の読み落としや解釈の間違いには注意が必要です。
こんな方におすすめ
長い資料の整理、文章の推敲、企画内容の検討などをAIと進めたい方。
4.Copilot|Microsoft製品との連携に注目
Copilotは、Microsoftが提供するAIサービスの名称です。
一般向けのMicrosoft Copilotのほか、Word、Excel、PowerPoint、Outlookなどで利用できるMicrosoft 365 Copilot関連の機能があります。
例えば、Wordで文章を作成したり、Excelのデータを分析したり、PowerPointの資料作成を支援してもらったりする使い方があります。
ただし、Microsoft CopilotとMicrosoft 365の各アプリ内で使えるAI機能は、同じ契約で利用できるとは限りません。
利用する機能によって、対象プランや条件が異なります。
こんな方におすすめ
Word、Excel、PowerPoint、Outlookなどを日常的に利用し、それらの作業にもAIを取り入れたい方。
5.結局、どのAIを選べばいいの?
迷ったときは、次のように考えてみてください。
| やりたいこと | 最初に試す候補 |
|---|---|
| AIを初めて使う | ChatGPT |
| Googleのサービスと連携する | Gemini |
| 長文や資料を整理する | Claude |
| WordやExcelなどと連携する | Copilot |
| 文章やアイデアを相談する | どのAIでも試せる |
これは絶対的な優劣ではありません。
例えば、文章作成はChatGPTでもGeminiでもClaudeでもできます。
同じ質問をしても、AIによって回答の表現や説明方法が異なります。
実際に使ってみて、自分にとって分かりやすく、目的を達成しやすいサービスを選びましょう。
6.最初から有料版を契約する必要はある?
私は、初心者の方には、まず無料で利用できる範囲から試すことをおすすめします。
基本的な質問や文章作成なら、無料版でも体験できるサービスがあります。
使い続けるうちに、利用回数の制限が気になったり、特定の高度な機能が必要になったりするかもしれません。
そのときに有料版を検討すれば十分です。
料金が高いサービスほど、すべての人にとって使いやすいとは限りません。
必要な機能があるか。利用頻度に見合うか。
この2つを基準に判断しましょう。
7.今日のミニレッスン
今日は、実際にAIを選ぶための準備をしてみましょう。
紙やメモ帳に、次の3つを書いてください。
① AIを使って何をしたいですか?
例:メール作成、調べ物、勉強、仕事の効率化。
② 普段よく使っているサービスは何ですか?
例:Google、Microsoft 365、スマートフォンのアプリ。
③ AIに毎月お金を払う必要がありそうですか?
最初は「分からない」で構いません。
この3つを整理するだけでも、自分に合ったAIを探しやすくなります。
ソラ先生からひとこと
AIを選ぶとき、大切なのは知名度や流行だけで判断しないことです。
私が担当する講座だからといって、ChatGPTがすべての人に最適だとは言いません。
それぞれに得意な使い方があり、利用する環境や目的によって便利さも変わります。
まずは自分に何が必要なのかを考えてみましょう。
次回からは、それぞれのAIをもう少し詳しく見ていきます。
次回【第3回】は「ChatGPTとは?特徴・できること・苦手なことを詳しく知ろう」です。
ChatGPTを使う前に、その特徴と限界を理解していきましょう。