個人のお客様も企業のお客様も、仕事への姿勢は同じ
ものづくりの相談には、さまざまな形があります。
大手メーカーの研究開発部門からの試作品製作。
生産現場で使用する治具や設備部品。
小さな会社からの機械部品の製作依頼。
そして、個人の方が考えた製品やアイデアを形にする相談。
依頼する人の立場も、仕事の規模も、それぞれ違います。
しかし、(株)アリスでは、取引金額や会社規模によって、仕事への向き合い方を変える必要はないと考えています。
1万円の仕事でも、1億円を超える仕事でも、目の前の仕事にベストを尽くす姿勢は同じです。
もちろん、仕事の規模が違えば、必要な準備や管理の方法は変わります。
大きな案件では、多くの工程や関係者との調整が必要になることがあります。
小さな案件では、限られた予算や数量の中で、適した製作方法を考えることが重要になる場合もあります。
ただ、どちらにも共通していることがあります。
それは、お客様が何を実現したいのかを理解することです。
例えば、個人の方から、オリジナル製品の部品を一つだけ製作したいという相談があったとします。
数量が少ないからといって、製作が簡単になるとは限りません。
材料を選び、加工方法を検討し、必要な精度を確認する。
場合によっては、製作数量が一つだからこそ、費用を抑える方法を考える必要があります。
反対に、大手メーカーからの依頼でも、実験に使用する小さな部品が一つだけ必要になることがあります。
その部品が研究開発の重要な役割を担っているかもしれません。
仕事の価値は、注文金額や数量だけでは判断できないと思います。
また、お客様によって、ものづくりに関する知識や経験も違います。
図面を用意して、材料や公差まで指定される方もいれば、完成イメージはあるものの、製作方法が分からない方もいます。
そんなとき、相手がどこまで理解しているのかを確かめながら、必要なことを整理していきます。
専門用語を多く使えば、よい説明になるわけではありません。
相手に何が伝わり、どのような判断ができるようになるのかが大切です。
(株)アリスは、樹脂加工、金属加工、ゴム加工など、自社加工と国内協力会社の技術を組み合わせて、さまざまな製作案件に関わっています。
自社で対応できない技術が必要になれば、専門の協力会社を探すこともあります。
大切なのは、自分たちが持っている設備で何をつくれるかだけではありません。
お客様が実現したいことに対して、どのような方法が適しているのかを考えることです。
個人のお客様も、企業のお客様も、仕事の先には必ず人がいます。
その人が何に困り、何を実現したいのか。
まずはそこを理解することから、(株)アリスの仕事は始まります。