開発ものづくりアリスの考え方:ものごとの達成サイクル=12年間
開発ものづくりアリスの経営は12年周期で考えています。
経営だけでなく、何でも初めて、一通りの事を経験して本当にその物事を理解できる
周期は、「12年間」だと考えています。
干支はそういった意味合いなのではないかと考えています。
「10年間」も乗り越えて行くべき大きな目標の年数であり、指針となる期間です。
ですが、間違いのない安定が確認できるのに2年間ぐらい必要だと思います。
10年間の計画を立案して、達成しても未達成でも、そこから2年間を予備期間と
して設ける事で、確実性を増したり、至らなかったのであれば2年間で達成する。
物事は3年間は習慣化させる時間が必要だと考えています。
「12年間」をまずは4分割して、「3年間」ごとの計画を立案する。
その「3年間」をクールという表現にします。
1クール目は、「起」の期間であり、スタートアップの時期です。
とにかく何でもやってみて、失敗をしまくって学ぶ。
人脈ネットワークの基礎をつくっていく時期でもあるので、失敗も
怖がらず経験していけば良いと考えています。
2クール目は、「承」の期間であり、1クール目を分析して、
より洗練させていく時期なんだと思います。
まだまだ未知の世界なので経験不足による失敗や迷いも多々起こります。
ですが、この時期に冒険を止めて保守的に守るとこじんまりしてしまいます。
会社であれば存在意義が薄くなるというか、使命感や理想に向かうパワーが
失われてしまいます。
セカンドシーズンとして、ファーストシーズンよりは無知によるロスや
ミスを減らすべきですが、落ち着く時期ではないと思います。
3クール目は、「結」であり、今まで行って来た事を整理して見なおす
時期だと考えています。
マネジメント(PDCA)サイクルでいうチェックの期間です。
3年間で今まで行って来た事をデータ化して分析、良い点を残して、
問題点を改善したり、止めるべき事は止めて、
よりよくブラッシュアップする期間です。
10年間の残り1年間をゴールするための最も大切な3年間でもあります。
いよいよ4クール目です。
1年目に見直した目標を達成していくことを考えます。
達成していれば残り2年間で熟成させながら、次の「12年間」目標を
立案していく。
未達であれば、残り2年間で達成しながら、次の「12年間」目標を
立案していく。
「起」「承」「結」「結+起」のようなイメージです。
開発ものづくりアリスの考える「12年間周期」でした。