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CAD/CAMとCNC加工。デジタル技術を実際の部品に変える。

2026.06.12

コンピューター技術の進化によって、機械加工の仕事は大きく変わりました。

CADで部品の形状を作成し、CAMで加工プログラムを生成し、CNC工作機械で材料を削る。

現在では、こうした技術を組み合わせることによって、複雑な形状の部品も高い精度で製作できるようになっています。

しかし、CAD、CAM、CNCは、それぞれ異なる役割を持っています。

これらの技術を正しく理解し、組み合わせることが、精密加工の基本になります。

CADは、形状を考えるための技術

CADは、コンピューターを利用して設計や製図を行うための技術です。

2D CADでは、平面上に形状や寸法を表現します。

3D CADでは、部品を立体的に表現し、複雑な形状や構造を確認することができます。

3Dモデルを利用すれば、部品同士の位置関係や形状の干渉などを検討しやすくなります。

しかし、CADデータが作成できたからといって、その形状を必ず製作できるとは限りません。

工具が届かない部分や、加工中に固定が難しい形状など、実際の製作では別の問題が生じることがあります。

だからこそ、設計データを加工する側の視点から確認することが重要です。

CAMは、加工するための道筋をつくる技術

CAMは、CADデータなどをもとに、工作機械で使用する加工プログラムの作成を支援する技術です。

どの工具を使うのか。

どの順番で削るのか。

どのような経路で工具を動かすのか。

こうした情報を設定し、工作機械で使用するデータへとつなげます。

加工経路をシミュレーションできるソフトウェアもあり、加工前に問題を確認するために役立ちます。

ただし、CAMが計算した経路が、常に最適とは限りません。

材料の特性や工具の状態、機械の剛性、部品の固定方法などを考慮する必要があります。

CNCは、加工を正確に実行する技術

CNC工作機械は、数値制御によって工具や機械の動きを制御します。

人の手で一定の動作を繰り返すことが難しい場面でも、設定されたプログラムに沿って加工を進められます。

しかし、CNC工作機械が正確に動くことと、完成部品の精度が保証されることは同じではありません。

加工中には、工具の摩耗、切削抵抗、熱、材料の変形など、さまざまな要因が影響します。

そのため、適切な段取りや加工条件、加工後の確認が必要になります。

最後に必要なのは、人の判断

(株)アリスでは、CAD/CAMやCNC工作機械を活用し、試作品や精密部品の製作に取り組んでいます。

デジタル技術は、ものづくりの可能性を広げてくれます。

しかし、その技術をどのように使うかによって、結果は変わります。

必要な精度を見極め、材料に合った加工方法を選び、問題があれば工程を見直す。

CADで形を考え、CAMで加工方法を考え、CNCで実現する。そして、そのすべてをつなぐのが技術者の判断力です。

(株)アリスは、デジタル技術と人の経験を組み合わせながら、高品質なものづくりに取り組んでいます。

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