古い設備を使い続けるために。交換部品の再製作という選択。
生産設備を長く使用していると、さまざまな部品の交換が必要になります。
摩耗した部品、破損した部品、定期的に交換する消耗部品。
こうした部品が安定して調達できれば、設備を維持しながら使用し続けることができます。
しかし、設備メーカーが製造を終了していたり、補修部品の供給が終わっていたりすると、部品の確保が難しくなる場合があります。
設備全体を新しくするには、多額の費用が必要になることもあります。
さらに、設備の更新には、設置スペースの確認や周辺設備との調整、作業手順の変更などが必要になる場合もあります。
そのため、交換部品を再製作できることには、大きな意味があります。
(株)アリスでは、現物から形状を測定し、デジタルデータを作成するリバースエンジニアリングに取り組んでいます。
既存部品の寸法や構造を確認し、必要な加工方法を検討することで、交換部品の再製作につなげていきます。
ただし、部品が再製作できれば、必ず設備を使い続けられるというわけではありません。
設備全体の安全性や制御系の状態、ほかの部品の劣化、保守体制なども関係します。
交換部品の再製作は、そうした条件を確認したうえで検討する選択肢の一つです。
また、製作する部品についても、使用環境や機能を理解することが重要です。
荷重がかかる部分なのか。
摺動する部分なのか。
熱や薬品にさらされる環境なのか。
これらの条件によって、材料や加工精度、表面状態など、注意すべき項目が変わってきます。
単に元の形を再現するだけでなく、部品が果たしている役割を理解すること。
そこから、再製作に必要な技術的な検討が始まります。
設備を更新する以外にも、既存の設備を活かす方法がある。
(株)アリスは、現物測定とデジタルデータの作成、精密加工の技術を活かし、生産現場の設備維持に役立つものづくりに取り組んでいます。