東大阪の研究開発現場から生産現場までの「ものづくり」なら【株式会社アリス】試作サンプル、切削加工、精密部品加工、可視化部品製作、透明化処理、現物からの製作、単品OK

夜の森で踊り出した一枚の紙垂|神様からの不思議な歓迎

2026.01.01

バイクで神社をめぐることが好きで、時には夜中から走り出し、遠くの神社まで参拝に出かけることがあります。

その日も、バイクに乗って関東の神社を訪れていました。

夜の神社には、昼間とはまた違った雰囲気があります。

特に森の中にある小さな祠は、何とも言えない静けさに包まれています。

その日、森の中で一つの祠を見つけました。

静かに祠の前に立ち、手を合わせていた時のことです。

ふと、目の前で何かが動いていることに気づきました。

祠に掛けられた四本の紙垂(しで)。

そのうちの一本だけが、ゆらゆらと揺れていたのです。

向かって右から二番目。

ほかの三本は動いていません。

あれ?

最初は、少し風が吹いているのかと思いました。

ところが、見ているうちに、その一本だけが大きく揺れ始めたのです。

右へ、左へ。

くるりと向きを変えたり、跳ねるように動いたり。

まるで踊っているようでした。

何これ?

思わず見入ってしまいました。

周囲の木々を見ても、風が吹いている様子はありません。

自分の立っている場所も無風です。

木立の間から、そこだけ風が通っているのかな?

そう思って、周囲のいろいろな場所を確認しました。

でも、風は感じません。

それなのに、向かって右から二番目の紙垂だけが、楽しそうに踊っているのです。

離れると止まり、近づくとまた踊り出す

不思議に思い、いったん祠から離れてみました。

すると、あれほど動いていた紙垂の揺れが、少しずつ収まっていきました。

あれ?

今度はもう一度、祠の前へ戻ってみました。

すると……。

また揺れ始めたのです。

しかも、さっきと同じ右から二番目の紙垂だけ。

最初はゆらゆら。

そして、だんだん大きく。

また踊り出しました。

えっ、何で?

もう一度離れてみます。

すると、揺れが収まっていく。

再び近づいてみます。

また踊り出す。

何度試しても、同じようなことが起きました。

ほかの三本は静かなままです。

動くのは、いつも同じ一本だけ。

しかも、ただ揺れているというより、こちらに何かを伝えようとしているかのような動きでした。

その様子が何とも不思議で、気づけば何度も祠の前を行ったり来たりしていました。

もしかして、歓迎してくれているのかな?

実は以前、複数の宮司さんから、紙垂が一枚だけ揺れるのは、神様が歓迎してくださっているサインだと聞いたことがありました。

その話を思い出しました。

もしかして、歓迎してくれているのかな?

そう思うと、目の前で踊っている紙垂が、何だかとても親しみ深く感じられました。

夜の森の中にある小さな祠。

そこで手を合わせていたら、四本のうち一本だけが踊り出す。

離れると静かになり、戻るとまた踊り出す。

まるで、

「よく来たね」

「こっちを見てごらん」

そんなふうに迎えてくれているようにも感じました。

もちろん、言葉が聞こえたわけではありません。

でも、その時の私には、紙垂が嬉しそうに踊っているように見えたのです。

これは動画に残しておこう

あまりにも不思議だったので、スマートフォンを取り出して動画を撮影しました。

何度も目の前で起きていることなのに、いざ撮影しようとすると、なかなか思うようにはいきません。

撮影した動画の後半にも、右から二番目の紙垂が踊るように動いている様子が残っています。

ただ、少し残念なことがあります。

実際に目の前で見ていた時は、もっと激しく、もっと楽しそうに踊っていたのです。

動画に映っているのは、どちらかというと大人しめの踊り。

あの時の動きを、そのまま全部お見せできないのが残念です。

それでも、あの日の不思議な出来事を動画に残せたことは、嬉しく思っています。

あの小さな祠で、何が起きていたのだろう

今でも、あの夜のことを思い出します。

森の中にあった小さな祠。

手を合わせていると、突然踊り出した一枚の紙垂。

四本あるのに、動くのはいつも右から二番目だけ。

祠から離れると静かになり、近づくとまた踊り出す。

何度も繰り返された、不思議な出来事でした。

以前、宮司さんたちから聞いた「神様からの歓迎」という話。

あの日、目の前で起きたことは、まさにその言葉を思い出させるものでした。

本当に神様が歓迎してくださっていたのでしょうか。

それは分かりません。

でも、あの時は怖いという気持ちはなく、むしろ嬉しくて、何だか楽しい気持ちになりました。

あの紙垂が踊っている姿を見ていると、こちらまで笑顔になってしまうのです。

もしかすると、夜遅くにバイクで訪ねてきた私を、神様がちょっと踊って迎えてくれたのかもしれません。

そんなふうに思うと、今でも心が温かくなります。

あの夜、森の中の小さな祠で、一本だけ踊り続けた紙垂。

あの不思議で楽しい光景は、今でも忘れられません。

※動画は当時、実際に撮影したものです。後半に、向かって右から二番目の紙垂が揺れる様子が映っています。

                 一覧へ戻る
アリスの仕事に対する想いを見る オリジナルサンプル制作