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本当の勇気は、誰かを守るために自分を差し出せること

2014.01.28

勇気というと、

怖がらないこと。

強く立ち向かうこと。

そんな姿を思い浮かべます。

でも私は、本当の勇気は少し違うと思っています。

怖くても動くこと。

自分が傷つくかもしれなくても、誰かを守るために前へ出ること。

そこに勇気がある。

昔の共同体では、力のある人が頼られたのは、威張るためではなかった。

火事が起きた時。

川があふれた時。

山で事故が起きた時。

争いが起きた時。

自分だけ安全な場所へ逃げるのではなく、

「自分が行く」

と言える人がいた。

私は、そういう人が本当に強い人だったと思っています。

力があるだけでは足りない。

知識があるだけでも足りない。

その力や知識を、

誰かのために使えるか。

ここが大事です。

自分を守るだけなら、鎧を厚くすればいい。

でも誰かを守ろうとした瞬間、自分も危険の中へ入ることになる。

だからこそ、勇気が必要になる。

家族。

仲間。

子ども。

弱っている人。

知らない誰か。

その人たちのために、自分の時間や力や安全を差し出せる。

私は、それが本当の勇気だと思っています。

もちろん、無謀になることとは違う。

何でも犠牲になればいいわけでもない。

でも、

自分さえ無事ならそれでいい

という考えを越えて、

必要な時に一歩前へ出る。

それが勇気です。

昔の日本では、共同体の中でそういう人が信頼された。

普段は自然体。

でも、いざという時には前に出る。

私は、その姿に日本人が昔から大切にしてきた強さがあると思っています。

本当の勇気は、怖くないことではない。
怖くても、誰かを守るために動けること。

それが、人のために使われる強さだと思います。

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