「家」より「地域」が先だった
2013.10.05
今の私たちは、まず家族があって、その家族が集まって地域ができると考えます。
でも昔の日本は、逆だったのではないでしょうか。
まず地域がある。
山がある。
川がある。
水がある。
食べ物がある。
そこで人が一緒に暮らす。
その中に、いろいろな家族ができる。
つまり、
家が集まって地域を作ったというより、地域の中に家が生まれた。
私はそう考えています。
だから一つの家だけでは生活できない。
水路はみんなで使う。
山も共有する。
祭りも一緒に行う。
災害が起きれば助け合う。
子どもも地域で見る。
老人も地域で支える。
家は独立しているようで、実際には地域の中に組み込まれている。
この感覚があるから、
「自分の家さえ良ければいい」
では社会が続かない。
地域が壊れれば、自分の家も困る。
だから地域を守る。
そして地域を守ることが、結果として家族を守る。
私は、昔の日本では、
家族より地域が大きな器だった
のだと思っています。
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