徐福さま|不老不死の薬を探しに、3,000人も必要だったの?
徐福さまの話を知ったとき、親友と話していて最初に出たのが、
「不老不死の薬を探しに行くのに、3,000人って多すぎない?」
という話でした。
しかも、若い男女だけじゃない。
五穀の種まで積んで、多くの技術を持った人たちまで連れて行ったと『史記』には書かれています。佐賀市観光協会公式ポータルサイト サガバイドットコム [sagabai.com]
「薬を探す旅にしては、ずいぶん荷物が多いな」
と思いませんか?(笑)
親友は、
「それ、薬探しというより引っ越しじゃない?」
と言いました。
なるほど。
そう考えると、急に話が変わって見えてきます。
新しい土地へ行く。
食べるものを持っていく。
そこで暮らすための技術を持った人も連れていく。
もし本当にそうだったとしたら、徐福さまは薬を探すだけでなく、その先の生活まで考えていたのかもしれません。
私は、こちらの方が面白いと思っています。
人って、何かを始めるとき、目の前の目的ばかり考えてしまうことがあります。
「新しい製品をつくろう」
「新しい仕事を始めよう」
「新しい場所へ行こう」
でも、本当に大切なのは、その先に何があるか。
そこでどう暮らすのか。
どう続けるのか。
何が必要になるのか。
徐福さまが何を考えていたのかは、今の私たちには分かりません。
でも、3,000人と種と技術者という組み合わせを見ると、
「ひょっとして、最初からその先を考えていたんじゃない?」
と想像したくなる。
こういうところが歴史の面白さですね。
ここから少し、会社の広報をさせてください。
ものづくりも、目の前の一個をつくるだけでは終わりません。
どう使うのか。
何が必要なのか。
次に何が起こるのか。
そこまで考えることで、仕事の見え方が変わります。
(株)アリスでも、研究開発から生産現場まで、いろいろな相談があります。
「これをつくってください」
という依頼でも、その先にある目的を聞いてみる。
そこから考える。
徐福さまの話を調べていたら、結局「その先まで考える」という話になりました。
3,000人、五穀の種、技術者。
この組み合わせ、どう考えても面白いです。