ニコラ・テスラさま|100年以上たっても働き続ける仕事
1888年につくられた、ニコラ・テスラさま設計の交流誘導電動機。
100年以上が過ぎた現在も、スミソニアン博物館に実物が残っています。スミソニアン協会
もちろん、現在使われているモーターが当時のものとまったく同じという意味ではありません。
技術は改良され、進化しています。
でも、その先につながる原理や発想を残した人がいる。
私はそこに、仕事の面白さを感じます。
テスラさま本人は、もうこの世界にはいません。
それでも、彼が考えたことの一部は、その後の人たちによって使われ、改良され、新しい技術へつながっていきました。
仕事というのは、不思議です。
自分がつくったものが残ることもあります。
自分が考えた方法を、次の人が使うこともあります。
自分が教えた人が、さらに別の人へ伝えることもあります。
本人の名前が残らなくてもいい。
「あの人がやってくれたから、今これがある」
そんな仕事もあります。
世界中に名前を残すことだけが、偉大な仕事ではないと思います。
家族の中でもいい。
小さな会社でもいい。
一つの工場でもいい。
一人のお客様でもいい。
自分が関わったことで、少しだけ誰かの未来が良くなる。
それなら、その小さな世界では十分に価値のある仕事です。
ここから少し、会社の広報をさせてください。
(株)アリスが関わっているのは、研究開発や生産現場で使われる部品、治具、試作品などです。
私たちがつくったものが、表舞台に名前を出すことはほとんどありません。
でも、その部品の先で研究が進む。
その治具によって検査ができる。
その試作品から次の製品が生まれる。
そんな仕事があります。
有名にはなれなくてもいい。
自分たちの小さな世界の偉人になるべく、今日も目の前の仕事を一つずつ積み重ねていきたいと思います。