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CAD/CAMと3Dデータから始まる樹脂切削加工

2013.02.10

現在の機械加工では、図面だけではなく3Dデータから加工を進める仕事が増えています。

STEP、IGESなどの3Dデータをもとに形状を確認し、CAD/CAMで加工データを作成してCNC加工へつなげます。

ただし、3Dデータがあるから、そのまま機械に送れば部品が完成するわけではありません。

まず形状を確認します。

どこを基準にするのか。

どの方向から加工するのか。

工具が届くのか。

固定方法はどうするのか。

一度で加工できるのか。

複数方向から加工する必要があるのか。

こうしたことを考えながらCAMデータを作ります。

複雑な形状では、工具の直径によって加工できない部分もあります。

深い溝では、工具の長さや剛性を考える必要があります。

薄い部分では、加工中に変形する可能性もあります。

3Dデータ上では形になっていても、実際に加工するためには別の判断が必要です。

また、すべての仕事で最初から3Dデータが用意されているわけではありません。

2D図面だけの場合もあります。

現物やスケッチしかない場合もあります。

その場合は、必要に応じてCADで形状を作り直します。

現物を測定する。

2D図面を3D化する。

簡単なスケッチから形状を考える。

お客様と確認しながら修正する。

そうやって加工に必要なデータへ整えていきます。

CAD/CAMは、単に機械を動かすためのソフトではありません。

設計と加工をつなぐ場所でもあります。

図面や3Dデータを見て、

「この形状はどう加工するか」

「ここは設計を少し変えた方が作りやすいのではないか」

と考えることもあります。

必要であれば、お客様と相談します。

加工会社として図面どおりにつくるだけでなく、実際の製作方法まで含めて考える。

そうした仕事を積み重ねることで、CAD/CAMは単なるデータ作成ではなく、ものづくり全体をつなぐ仕事になっていきます。

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