昨日の自分を、仕事でアップデートする
仕事は、毎日同じ自分のままで続けるものではないと思っています。
昨日できなかったことが、今日は少しできる。
先週は分からなかったことが、今週は何となく分かる。
最初は人に教えてもらっていたことを、少しずつ自分で進められるようになる。
そうやって、人は仕事をしながら少しずつアップデートされていくのだと思います。
(株)アリスでも、最初から完成された人を求めているわけではありません。
例えば営業事務。
最初は受発注の入力や書類作成、電話やメール対応など、基本的な仕事を覚えるところから始まります。
でも、仕事の流れが分かってくると見えるものが変わります。
「この材料は先に確認した方がよさそう」
「この納期なら、製造へ早めに伝えておこう」
「この3Dデータと図面データ、前回と何か違うかもしれない」
そんなふうに、少し先のことまで考えられるようになります。
製造でも同じです。
最初は、材料を準備する。
加工後の製品を仕上げる。
寸法を測る。
機械へセットする。
一つずつ覚えていきます。
そこから少しずつ、3Dデータと実物がつながってきます。
「この形状は、こうやって削っているんだ」
「この部分は薄いから、加工順序を考えた方がいい」
「この材質なら、前と同じ条件ではない方がよさそうだ」
と、自分で考えられることが増えていきます。
私は、この変化が仕事の面白さの一つだと思っています。
毎日、劇的に成長するわけではありません。
むしろ変化は小さいです。
でも数か月後、数年後に振り返ると、
「入った頃は、こんなことも分からなかったな」
と思うくらい、自分が変わっていることがあります。
仕事をする理由は人それぞれです。
生活のため。
安定のため。
新しいことを覚えたいから。
ものづくりに関わってみたいから。
どんな始まりでもいいと思います。
ただ、一日の多くを仕事に使うなら、その時間が少しでも自分のプラスになってほしい。
昨日よりできることが一つ増える。
昨日より少し視野が広がる。
昨日より少し頼られる。
そんな積み重ねがあれば、仕事は単に時間を使うだけのものではなくなります。
(株)アリスでは、仕事を通じて会社だけが成長するのではなく、働く人自身も少しずつアップデートされていく。
そんな時間を一緒につくっていきたいと思っています。