試作品製作で大切にしている「仕事を止めない」という考え方
研究開発や開発試作の現場では、予定通りに進まないことがあります。
設計変更。
材料の変更。
加工上の問題。
納期の変更。
試作品を確認した結果、もう一度つくり直す必要が出ることもあります。
(株)アリスでは、そうしたときに大切なのは、「問題が起きないこと」だけではなく、問題が起きたときに仕事を止めないことだと考えています。
もちろん、無理に進めるという意味ではありません。
一度立ち止まる必要がある場合には、原因を確認します。
そのうえで、
どこを変更すれば進められるのか。
違う材料なら成立するのか。
加工方法を変えられないか。
協力会社様の技術を活用できないか。
といった選択肢を考えます。
試作品製作では、このような判断の積み重ねが開発のスピードに影響します。
一つの問題が発生したときに、「できません」で終われば、その時点で仕事は止まります。
しかし、難しい理由を整理し、別の可能性を考えることができれば、次の一手につながります。
(株)アリスでは、自社の加工設備だけですべてを解決することにはこだわっていません。
樹脂加工、金属加工、成形、仕上げ、組立など、それぞれの工程には得意とする技術があります。
案件によっては国内の協力会社様と連携し、目的に合った製作方法を組み合わせます。
大切なのは「誰がつくるか」だけではなく、「どうすれば開発全体が前に進むか」です。
また、判断には一貫性も必要です。
その時々の都合だけで対応を変えるのではなく、
品質を守ること。
無理な方法を選ばないこと。
必要な情報を正しく共有すること。
関係する人に余計な負担をかけないこと。
こうした基本を守りながら進めることで、仕事の安定につながります。
お客様にとって、試作品を発注する目的は、試作品そのものを手に入れることだけではありません。
形状を確認する。
機能を評価する。
設計を改善する。
次の試作や量産へ進む。
そのための一つの工程として試作品製作があります。
だからこそ(株)アリスでは、「部品を完成させること」だけではなく、「開発を次へ進めること」まで意識して仕事をしています。
技術力だけでなく、困ったときに一緒に考えられること。
問題が起きても、次の方法を探せること。
それも、研究開発から生産現場までを支える会社に必要な力だと考えています。
(株)アリスは、これからも一つひとつの課題を整理しながら、開発試作を前へ進めるものづくりを積み重ねていきます。