お客様・協力会社様と一緒に進める開発ものづくり
(株)アリスの試作品製作は、自社だけですべての仕事を完結させるものではありません。
お客様から目的や条件をお聞きし、必要に応じて材料の仕入先様や、それぞれの加工を得意とする協力会社様と連携しながら、一つの試作品を形にしていきます。
研究開発や開発試作では、最初からすべての条件が決まっているとは限りません。
設計変更が入る。
材質を変える。
形状を修正する。
加工方法を見直す。
試作品を確認した結果、新しい課題が見つかる。
こうした変化を繰り返しながら、少しずつ完成形へ近づいていきます。
そのため、関係する人たちが同じ方向を見て仕事を進めることが重要になります。
しかし、人によって経験や専門分野が違う以上、言葉だけですべてを同じように理解することは簡単ではありません。
例えば、お客様が「この部分をもう少し薄くしたい」と考えた場合でも、設計上の希望と実際の加工条件が必ずしも一致するとは限りません。
そんなときには、図面や3Dデータだけで判断するのではなく、実際の加工品や試作品を確認しながら、どこまで変更できるのかを考えます。
実物があることで、
どこが問題なのか。
何を変更するのか。
どこはそのままで良いのか。
といったことが具体的になります。
(株)アリスでは、この「同じものを見ながら考えること」を大切にしています。
また、協力会社様とのものづくりでも同じです。
加工内容を伝えるだけではなく、その部品がどのような目的で使われるのか、どこが重要なのかを必要に応じて共有します。
目的が分かれば、加工する側から別の方法や改善案が出てくることもあります。
それぞれが持っている技術や経験を、一つの目的に向けて使う。
それによって、自社だけでは難しい試作品にも対応できる可能性が広がります。
良い開発ものづくりは、単に仕事を発注する側と受ける側という関係だけでは生まれないと考えています。
お客様、仕入先様、協力会社様、それぞれが自分の役割を持ちながら、一つの試作品を通じて同じ目的に向かっていく。
その積み重ねによって、少しずつ相互理解や信頼関係も深まっていきます。
(株)アリスでは、樹脂加工、金属加工、治具製作をはじめとする開発試作を通じて、これからも関係する皆様との連携を大切にしながら、研究開発現場から生産現場までのものづくりを支えていきたいと考えています。