信頼は、小さな約束を守るところから。
「信頼される会社になりたい」
という言葉は簡単に言えます。
でも私は、信頼というものは、会社が自分で宣言してつくれるものではないと思っています。
実際の仕事を見て、お客様や周囲の人に少しずつ感じてもらうものではないでしょうか。
例えば、
今日返事をすると言ったら返事をする。
確認すると言ったことを忘れない。
納期に問題が出そうなら、分かった時点で伝える。
図面で分からないところを勝手に判断しない。
製品に気になるところがあれば確認する。
どれも、とても小さなことです。
でも、仕事ではこうした小さな約束が何度もあります。
(株)アリスでは、研究開発から生産現場まで、試作品や治具、部品などを製作しています。
一件の仕事が終われば、それですべての関係が終わるとは考えていません。
その仕事をきちんと行った結果、
次の試作も相談していただく。
別の部品について声を掛けていただく。
同じ会社の別の担当者をご紹介いただく。
そうしたご縁につながることがあります。
だから私は、目の前の仕事の大きさだけを見ないようにしています。
小さな部品一個でも、お客様にとって必要だからご相談いただいています。
一通のメールでも、その返事を待って次の判断をされているかもしれません。
営業事務でも、仕上げでも、製造でも、
「自分が今していることの先に誰がいるのか」
を少し考える。
それだけでも仕事の見え方は変わると思います。
信頼は、一度良い仕事をすれば完成するものではありません。
今日きちんとする。
次の仕事もきちんとする。
問題があったときにも誠実に向き合う。
その繰り返しです。
そして私は、同じことが一緒に働く人同士にも言えると思っています。
頼まれたことを忘れない。
できないときは伝える。
困ったときには相談する。
そうした小さな約束を積み重ねることで、安心して仕事を任せられる関係ができていきます。
(株)アリスでは、大きな言葉で信頼を語るより、毎日の小さな約束を一つずつ守ることを大切にしていきたいと思っています。