好きだから続くのではなく、続けるから好きになる。
「好きこそものの上手なれ」という言葉があります。
好きなことには自然と夢中になり、工夫や努力を続けられるため、少しずつ上達していくという意味です。
しかし、仕事を始めたときから、その仕事が好きだと感じられる人ばかりではありません。
最初は分からないことが多く、目の前の仕事を覚えるだけで精一杯になるものです。
思うようにできない。
何が正しいのか分からない。
失敗して、自信をなくすこともあります。
それでも、一つずつ経験を重ねていくと、少しずつ変化が生まれます。
昨日はできなかったことが、今日はできるようになる。
教えてもらわなければ進められなかった仕事を、自分で判断できるようになる。
難しいと感じていた図面や加工方法の意味が、少しずつ分かるようになる。
その小さな成長が、仕事への見方を変えていきます。
できることが増えると、工夫できることも増えます。
工夫した結果が良くなると、さらに仕事が面白くなります。
仕事が好きだから上達するだけではなく、続けて上達することで、その仕事を好きになることもあるのだと思います。
ものづくりでは、一つの技術を身につければ終わりではありません。
材料、形状、加工方法、使用目的によって、毎回考えることが変わります。
そのため、経験を重ねても新しく学ぶことがあります。
昨日までの自分では見えなかったことが、少しずつ見えるようになる。
その変化も、ものづくりの仕事の面白さです。
(株)アリスでは、最初から仕事を好きであることよりも、目の前の仕事に向き合い、小さな成長を積み重ねることを大切にしています。
好きになるきっかけは、特別な出来事ではなく、日々の仕事の中にある一つの「できた」なのかもしれません。