人を育てるには、コントロールとマネジメントの両方が必要
2026.02.10
(株)アリスでは、人材育成には「コントロール」と「マネジメント」の両方が必要だと考えています。
コントロールとは、正しいやり方を教え、できるようになるまで導くことです。
加工方法、段取り、品質の考え方、図面の読み方。
開発試作には基本となる技術があります。
最初は自己流ではなく、先輩から学び、その通りに実践することが大切です。
これはティーチングに近い考え方です。
一方、マネジメントとは、自分で考え、自分で判断し、ゴールへたどり着けるよう支援することです。
お客様によって求められる試作品は異なります。
正解が一つではないからこそ、自ら考え、最適な加工方法や進め方を選択できる力が必要になります。
これはコーチングに近い考え方と言えるでしょう。
(株)アリスでは、入社したばかりの人に最初から自由な判断を求めることはありません。
まずは基本を徹底して身につける。
そのために、コントロールを重視します。
そして経験を積み、技術や判断力が育ってきたら、少しずつ自ら考え、判断する仕事へ移行していきます。
昔でいう丁稚のような下積みの時代には、大きな意味があります。
基本を繰り返し、技術を体で覚え、仕事への姿勢を身につける時間です。
その積み重ねが、高品質な開発試作品をつくるプロの技術者を育てます。
そして、その技術だけではなく、ものづくりに向き合う考え方や品質へのこだわりまで次の世代へ伝えていくこと。
それが、開発試作を支える(株)アリスの使命であり、未来へ受け継いでいきたい「ものづくりのDNA」だと考えています。