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技術より先に育てたい、三つの基礎能力

2022.12.12

ものづくりの世界では、加工技術や知識、経験が注目されることが多くあります。

もちろん、それらは欠かせない力です。

しかし、(株)アリスでは、その前に育てるべき能力があると考えています。

どれほど優れた技術も、それを支える土台がなければ長く成長し続けることはできません。

私たちが大切にしている土台は、「素直さ」「熱意」「自分事として考える姿勢」の三つです。

まず、素直さ。

素直さとは、ただ人の言うことを聞くことではありません。

知らないことを認め、学ぼうとする姿勢です。

経験が増えるほど、人は自分の考えに固執しやすくなります。

だからこそ、「もっと良い方法があるかもしれない」と受け止められる柔軟さが、成長を支える力になります。

次に、熱意です。

熱意がある人は、単純な作業の中にも改善のヒントを見つけます。

繰り返しの仕事でも、「もっと良くできないか」と考え続けます。

その積み重ねが、小さな改善を生み、やがて大きな技術の差になっていきます。

そして三つ目が、自分事として考える姿勢です。

指示を待つだけでは、仕事は前へ進みません。

「なぜ、この加工方法なのか。」

「もっと良い段取りはないだろうか。」

「お客様が本当に求めていることは何だろうか。」

そうした問いを自分自身に投げかけながら仕事へ向き合うことで、一人ひとりの判断力が育っていきます。

研究開発から生産現場まで、毎日の仕事には正解が一つではない場面が数多くあります。

だからこそ、知識だけでは乗り越えられません。

学び続ける素直さ。

挑戦し続ける熱意。

自ら考え行動する責任感。

この三つがあるからこそ、新しい材料や難しい加工にも挑戦できるのだと私たちは考えています。

技術は、教えることができます。

経験も、時間とともに積み重ねることができます。

しかし、その土台となる姿勢は、自分自身が育て続けるしかありません。

(株)アリスでは、加工技術だけを磨く会社ではなく、人としての基礎能力も磨き続ける会社でありたいと考えています。

一つひとつの仕事に素直に向き合うこと。

情熱を持って改善を続けること。

自分の仕事として責任を持つこと。

その積み重ねが、人を育て、技術を育て、会社の品質を支える力になると信じています。:::

このテーマは、会社の人材育成の考え方として非常に重要です。

さらに発展させるなら、この「基礎能力」をシリーズ化して、

  • 素直さは、成長の入口
  • 熱意は、技術を磨く燃料
  • 自分事で考える人が、組織を変える
  • 技術は教えられる。姿勢は育てるもの
  • 能力より先に、土台をつくる

という5本構成にすると、(株)アリスの人材育成理念として一貫したメッセージを発信できると思います。

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