できる人より、本気の人
(株)アリスでは、これまで仕事に向き合う姿勢として、自律や責任、判断力を大切にしてきました。
感情に振り回されないこと。
他人のせいにしないこと。
自分の役割を果たすこと。
これらは今でも、ものづくりに欠かせない考え方だと思っています。
一方で、長く人と関わる中で、もう一つ大切なことに気づきました。
それは、人は最初から完成された状態ではないということです。
誰でも初めて取り組む仕事があります。
失敗することもあります。
思うようにできず、自信をなくすこともあります。
だからこそ、安心とは失敗しない環境ではなく、失敗しても挑戦を続けられる環境ではないかと考えるようになりました。
もちろん、同じ失敗を繰り返してよいという意味ではありません。
なぜ失敗したのかを考え、次にどう改善するかを考えることが大切です。
ものづくりも同じです。
研究開発の現場でも、生産現場でも、一度で理想どおりの結果が出るとは限りません。
だから改善があります。
だから検証があります。
だから再現性を高める努力があります。
人の成長も、それとよく似ているように思います。
私たちが目指しているのは、「できる人」だけが集まる組織ではありません。
自分の課題から目をそらさず、少しずつでも前へ進もうとする人が力を発揮できる組織です。
能力の高さだけではなく、向き合う姿勢を大切にしたい。
失敗そのものではなく、その後の行動を大切にしたい。
厳しさは必要です。
品質にも仕事にも妥協はできません。
しかし、その厳しさは人を追い詰めるためではなく、より良いものづくりを実現するためにあります。
(株)アリスは、完成された人を求める会社ではありません。
一歩ずつでも成長しようとする姿勢を大切にしながら、研究開発から生産現場までのものづくりに貢献できる会社であり続けたいと考えています。