なぜ、できる人ほど忙しくなるのか
ものづくりの現場では、「できる人」に仕事が集まりやすくなります。
難しい加工。
急ぎの案件。
判断が必要な仕事。
経験がある人ほど任される機会が増え、気が付けば一人に負荷が集中していることがあります。
一見すると、それは能力が高いから起こる自然なことのように思えます。
しかし、(株)アリスでは、それは「人」の問題ではなく、「仕事の進め方」の問題でもあると考えています。
例えば、作業手順は共有されていても、「なぜその判断をしたのか」が共有されていなければ、同じ場面で他の人は判断できません。
結果として、「あの人に聞こう」「あの人しか分からない」という状況が生まれます。
これでは、人が増えても会社全体の力は大きくなりません。
だからこそ、(株)アリスでは、作業だけではなく判断の理由も共有することを大切にしています。
「なぜ、この方法を選んだのか。」
「なぜ、この順番で進めるのか。」
「何を基準に判断したのか。」
そうした考え方を言葉にし、経験だけに頼らない仕組みを少しずつ積み重ねています。
もちろん、経験によって培われる感覚や勘は、ものづくりに欠かせない財産です。
しかし、その経験を一人だけのものにしてしまえば、会社全体の成長にはつながりません。
経験を共有し、判断を共有し、次の世代へつないでいく。
それが、研究開発から生産現場まで支える会社として、長くお客様に信頼していただくために必要なことだと考えています。
本当に目指すべき姿は、「できる人が頑張り続ける会社」ではありません。
一人ひとりが考え、判断し、支え合いながら成長できる会社です。
(株)アリスは、技術だけでなく、判断まで共有できる組織づくりを大切にしながら、これからもより良いものづくりを追求してまいります。