ベークライトの試作加工では用途に合わせた材料選定が品質を左右します
2021.07.11
ベークライトは一つの材料名称として扱われることが多いですが、実際には紙ベークや布ベークなど複数の種類があり、それぞれ特性が異なります。そのため、試作加工では形状だけでなく使用目的を確認したうえで材料を選ぶことが重要です。
(株)アリスでは、試作品や治具を製作する際、電気絶縁性を重視するのか、強度や耐摩耗性を重視するのかを確認し、適した材料を提案しています。同じ図面でも、用途によって適切な材料が変わることがあります。
加工では、板材からの切削加工を中心に、穴加工や段加工、複雑な形状加工にも対応しています。ベークライトは寸法安定性に優れているため、精度が求められる絶縁治具や位置決め部品などにも使用されています。
一方で、積層材料であることから、加工条件が適切でないと端部の欠けや層間の傷みが発生することがあります。そのため、加工条件や工具選定を材料に合わせて調整し、安定した品質で加工できるよう工程を組み立てています。
(株)アリスでは、研究開発現場から生産現場までのものづくりを支えるため、ベークライトの材料特性を理解した切削加工を行っています。試作品から設備部品、小ロット製作まで、それぞれの用途に合わせた加工方法を検討し、再現性のある品質で製作しています。
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