開発試作の本質を見つめ直す
(株)アリスでは、開発試作という事業そのものの本質や独自性、そして本来の価値を、常に問い直しながら積み重ねていくことが重要だと考えています。
経営という立場においても、単に目の前の課題を処理することではなく、会社をどのような状態として存続させていくのかという視点を持ち続けることが必要になります。永続的に価値を生み続ける会社であることが、一つの到達点であり、そのために日々の判断や行動が存在しています。
そのためには、ビジョンを設定し、それを実現するための行動を継続していくことが欠かせません。成功を一時的な結果ではなく、継続的に価値を生み出し続ける状態として捉えることで、日々の選択の質も変わっていきます。
一方で、技術的な工夫やプロモーション的な手法も、事業を進めるうえで重要な要素であることは間違いありません。状況を前に進めるための手段としては有効に機能する場面も多くあります。
ただ、その上で(株)アリスがより重視しているのは、表面的な手法ではなく、その根底にある考え方や価値の軸です。本質、独自性、本来の価値といったものは、目に見える技術だけでなく、その背後にある判断や姿勢によって形づくられていきます。
心や意識、ものごとへの向き合い方といった目に見えない部分は、直接数値化できるものではありませんが、長期的な差として確実に現れてくる領域だと考えています。
(株)アリスでは、開発試作を「研究開発現場から生産現場までのものづくり」として捉え、その全体をつなぐ役割を持つ仕事だと考えています。
私はこう思います。事業の価値とは、外側に見える成果だけではなく、その奥にある考え方や姿勢がどれだけ純度を持って積み重ねられているかによって決まるものだと考えています。