ヒューマンエラーをゼロにするより、「気づける状態」を重視しています
2025.06.28
ものづくりの現場では、ヒューマンエラーは避けて通れないテーマです。
どれだけ設備やシステムが進化しても、最終的には人が判断し、人が動かします。
だからこそ、エラーを前提に考える視点も必要になります。
一方で、エラー防止だけを優先しすぎると、現場が「考えなくても進められる状態」になってしまうことがあります。
もちろん、標準化やルール化は重要です。
特に量産では、安定性を高めるために必要な考え方です。
ただ、研究開発や試作に近い現場では、毎回条件が変わることがあります。
図面変更。
材質変更。
工程変更。
そうした中では、単に手順を守るだけでは対応できない場面が出てきます。
だからこそ(株)アリスでは、「エラーを完全になくす」だけではなく、「違和感に気づける状態」を大切にしています。
なぜいつもと違うのか。
なぜ結果が変わったのか。
どこに変化点があるのか。
考えながら作業することで、結果として大きなトラブルを防げることがあります。
ヒューマンエラーと向き合うことは、人を止めることではなく、「考える力」をどう残すかでもあると考えています。
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