抜けない形状を、削りで実現する!!工法切替で変わった品質と精度。
2025.11.28
「どうしてもこの形状を実現したい」
トムソン加工でご相談いただいた案件でした。
形状は一見シンプルですが、細かな輪郭や入り組んだ部分があり、
樹脂材料ということもあって、打ち抜きでは安定した加工ができない状態でした。
実際にトムソンで試作を行ったところ、
・細部がきれいに切れない
・材料が逃げて変形する
・刃物への付着が発生する
といった課題が顕在化しました。
そこで、工法を見直し、切削加工への切替をご提案しました。
打ち抜きではなく、削り出しにすることで、
材料の弾性や復元の影響を受けにくくなり、形状をコントロールできるためです。
結果として、
・細かな形状まで再現可能に
・エッジの仕上がりが安定
・寸法精度のバラつきが低減
といった改善が得られました。
もちろん、加工時間やコストの面ではトムソンに比べて不利になる場合もあります。
しかし、「形状を成立させる」という前提に立つと、最適な選択は変わります。
(株)アリスでは、最初の工法にこだわるのではなく、
現象を踏まえたうえで最適な加工方法へ柔軟に切り替えることを重視しています。
できない理由を整理し、別のアプローチで実現する。
その積み重ねが、「任せてみたい」と思っていただける価値につながると考えています。
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