アルミ部品の最適工法選定。切削・ダイカスト・精密鋳造の使い分け!!
(株)アリスは、研究開発現場から生産現場に至るものづくりの中で、アルミ部品の製作において「数量・形状・コスト」のバランスを踏まえた最適工法の選定を行っています。単に加工するのではなく、どの製作方法が最も合理的かを判断することが重要だと考えています。
アルミ(A5052)などの材料においては、1個からの機械切削加工に対応しています。開発初期や機能試作の段階では、アルミブロックからの削り出しによって、短納期で形状や機能を確認できる点が大きなメリットです。特にプロトタイプや評価用部品では、柔軟に仕様変更できる切削加工が適しています。
一方で、数量が増加する場合や、複雑形状で切削量が多くなる場合には、製作方法の見直しが必要になります。例えば、アルミダイカスト(ADC12)による製造では、初期の金型コストは発生しますが、一定数量以上ではトータルコストの低減が可能になります。(株)アリスでは、量産数量や形状条件を踏まえ、切削からダイカストへの移行タイミングを含めてご提案しています。
また、ダイカストほどの数量ではないが、切削ではコストが見合わないケースにおいては、簡易金型による対応や、石膏鋳造(精密鋳造)といった方法も選択肢となります。石膏鋳造では、複雑形状を比較的高精度で再現できるため、切削工程の削減や全体コストの最適化につながる場合があります。
さらに、鋳造品に対しては、必要に応じて後加工を組み合わせることで、精度が求められる部位や微細孔加工などにも対応します。これにより、鋳造と機械加工の利点を組み合わせた部品製作が可能になります。
(株)アリスは、切削加工・ダイカスト・精密鋳造を個別の技術としてではなく、「目的を達成するための手段」として横断的に捉えています。開発段階から量産までの流れを見据え、最適な工法を段階的に選定することで、コスト・品質・納期のバランスを取ったものづくりを実現します。
まだすべての条件で最適な判断ができているわけではありませんが、案件ごとの検証を積み重ねながら、より実践的な提案力を高めています。アルミ部品の試作から量産までの製作については、(株)アリスまでご相談ください。