PPS(ポリフェニレンサルファイド)切削加工/高耐熱・高耐薬品材料を、開発で使える形に
2022.09.12
高温環境や薬品が関わる装置・機構では、材料選定そのものが設計の成否を
左右します。
PPS(ポリフェニレンサルファイド)は、耐熱性・耐薬品性・寸法安定性に
優れたスーパーエンプラとして、電気・電子部品、機械部品、医療・分析
装置など幅広い分野で使われています。
長期使用を前提とした環境でも性能を維持できる点が、大きな特長です。
(株)アリスでは、このPPSを切削加工素材として数多く扱ってきました。
量産成形材として知られるPPSですが、開発段階や評価用途、小ロット部品
では、切削加工によって形状を確認しながら検証することが有効です。
実際の寸法、組付け状態、使用環境を想定した評価を、部品として行える
ようにします。
PPSは剛性が高く、熱変形が少ない一方で、加工条件の判断を誤ると精度や
仕上がりに影響が出やすい材料でもあります。
(株)アリスでは、設計意図や使用条件を踏まえ、開発試作や実用部品
として「使える状態」で仕上げることを重視しています。
試作評価用の部品だけでなく、生産設備まわりの部品や治具、小ロットで必要
となる実用部品にもPPS切削加工は有効です。
数量が多い場合は、試作金型を使った射出成形で量産試作サンプルを製作したり、
簡易金型を使っての小ロット部品の製作が可能です。
金属では過剰になる場面や、樹脂で耐熱・耐薬品性が求められる場面で、PPSという
選択肢を検討する価値があります。
PPS(ポリフェニレンサルファイド)の切削加工による試作・部品製作を、ぜひ
(株)アリスの技術を貴社の開発・生産プロセスにお役立てください。

PPS(ポリフェニレンサルファイド)の資料をご活用下さい。


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