治具・検査用部品としてのABS切削加工
2021.11.24
現場で“使える”ことを最優先に考えたものづくり。
ABS樹脂は、治具や検査用部品として非常にバランスの取れた素材です。
軽量で扱いやすく、切削加工性に優れ、かつ現場用途において必要十分な
強度を備えています。
そのため、製造現場や検査工程では、金属に代わる実用的な材料として
幅広く採用されています。
（株）アリスでは、これまでにABS切削加工による
・試作サンプル
・研究開発用治具
・小ロット部品
・生産現場での治具
などを数多く製作してきました。
射出成形で製作する場合と違って切削加工では、現場の作業性や検証内容に
合わせて一品一様で製作出来る事がメリットです。
治具や検査用部品では、「強ければ良い」「精度が高ければ良い」というだけでは
不十分です。
金属製では重すぎたり、扱いづらかったりしてオーバースペックになることもあります。
一方で、3Dプリントでは寸法精度や剛性が足りず、実際の検査や位置決めには使いにくい
場合もあります。
なにかと便利なABSの切削加工が選ばれる場面は少なくありません。
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