ARICEで加工する事が多いポリプロピレン(PP樹脂)の特徴や用途
2024.03.15
今回は、ARICEで加工する事が多いポリプロピレン(PP樹脂)の特徴や
用途を整理してみます。
ポリプロピレン(PP樹脂)は、プラスチックのなかでも汎用樹脂に
分類されている一般的な素材です。
主に日常でよく使われている家庭用品・雑貨・包装材料などに
採用されています。
ポリプロピレン(PP樹脂)は、同じ汎用樹脂であるポリエチレンに
次いで生産量が多く、幅広い用途で活用されている材料です。
ARICEでは、ポリプロピレン(PP樹脂)の100円均一商品の開発で
プロトタイプ試作品の製作などを行って来ました。
家庭用品では、洗濯機や調理器具に使う道具や、キッチン用品などの
試作実績が豊富です。
自動車の内装や洗濯機の部品、機械のハンドル、食品機械の部品、
ケーブルの部品、その他、様々な部品をCNCマシニングや旋盤での
機械加工、試作金型や簡易金型を使っての射出成形で、試作モデルや
量産試作サンプル、少量多品種の部品などを製作して来ました。
成形性が良いだけでなく、ポリプロピレン(PP樹脂)は優れた
特性があります。
ポリプロピレン(PP樹脂)が幅広い用途で広く使用される理由を
記載しておきます。
軽量性: 非常に軽く、取り扱いやすい。
耐薬品性: 酸、アルカリ、溶剤に対する耐性が高い。
耐熱性: 高温に強く、溶融温度が高い。
機械的強度: 引張強度や耐衝撃性が高い。
耐摩耗性: 摩耗に対する耐性が高い。
電気絶縁性: 優れた電気絶縁性を持つ。
透明性: 食品包装や医療用包装などに適した透明性がある。
これらの特性により、ポリプロピレン(PP樹脂)は多様な分野で
信頼される材料として使用されています。
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